2011年01月26日

FileMakerで明細を作成する

ファイルメーカーで請求書や領収書といった、明細表を作る場合。

(正確に明細を作るというのでなく、レイアウト作成の考え方の問題ですので軽い気持ちで)


↓こんな感じで。

me1.jpg


まず普通に考えてみて、ちょっとした計算は自動でやってほしいですよね。

単価と数量を入れたら自動でかけ算くらいはしてほしい。


me2.jpg


上の画像で説明すると、【材料1】は単価5000円で数量10。

〈金額〉フィールドに〈単価×数量〉という計算式を設定すれば、自動で50000と入力されます。


【加工費1】には数量を入れてないので、単価10万でも金額は0。

合計金額に消費税5%を自動でかけて(課税対象額×0.05)、税込み金額が出てくる。


しかし実際にはきっちり単価×数量で物事は計算されるわけでなく、グロスでいくらとか、切りの良い数字に丸めるとか、色々あるわけです。

例えば、「材料費は本来75000円だけど、きりのいい所で7万円にしましょう」となったらどうするか。


金額フィールドに【70000】と入力できればそれで済むが、〈計算タイプ〉にしてあるので入力は弾かれます。

me5.jpg

すると数量か単価をいじらないと、金額フィールドの数字は変えられないことになる。




■単純な方法

me4.jpg


一番単純な解決方法。

数量を1にして、単価70000にしてしまう。

そしてテキストタイプで〈備考〉というフィールドを用意しておき、そこに15個分、と書き込む。


でもこれは、ちょっとエレガントではない。




■ややこしい方法

me3.jpg


次。

単価5000円という計算しやすい数字なので、1つ減らせば合計70000円にはなった。

でも数量15個で70000円、という実態には合いません。


じゃあ70000÷15で、単価を「4666.66666666...」円にしたらいいか、というと、それもおかしすぎる。




問題は、金額フィールドに書き込めないのがその元凶にあるわけです。

じゃあ自動で計算させるけど、書き込みたい時は書き込めるようにすればいいんです。


まず必要なフィールド。


〈数量〉  :数字タイプ

〈単価〉  :数字タイプ

〈金額自動〉:計算タイプ(計算式 =数量×単価)


ここにもうひとつ追加。

〈金額手書〉:数字タイプ


そして〈金額自動〉フィールドを少しいじります。

計算式 =If( IsEmpty( 金額手書 ) ; 数量 * 単価 ; "" )


〈金額手書〉に何も入力されなければ自動で計算、入力があれば空欄になるという式です。




me7.jpg


わかりやすく、両フィールドを比較します。

左から〈数量〉〈単価〉〈金額自動〉〈金額手書〉と並べています。

一番右の〈金額手書〉に何も書いてないので、〈金額自動〉に75000が表示されています。


me6.jpg


しかし〈金額手書〉に数字(70000)を入れると、〈金額自動〉は空欄になります。


そこで、

1,最背面に〈金額自動〉フィールドを置きます(念のためフィールド/コントロールの「動作」で入力を不許可にしておく)。

2,真上に、同じサイズの〈金額手書〉フィールドを置く。

3,〈金額手書〉フィールドの塗りつぶしを「無し」にする。


これで、金額は自動で計算される上に、自分で好きな金額を書き込めるフィールドができあがりました。


me1.jpg


最初の画像に戻りますが、1段目の金額50000は自動で計算されています。

しかし2段目は20000値引きということで、手動で30000と入力しています。


タグ:diary filemaker
posted by tk219 at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルメーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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