2011年01月07日

優しい嘘をついてみたい

バーゲン時期である。

こうなるとやはり、妻帯者としてはデパートに行ってしまうわけである。
私が家電店に行ったりすると、妻はげんなりして、現世に疲れたような顔をしてついてくる。
しかしデパートでは逆であって、妻はイキイキとしておるし、私はミイラのゾンビとなっておる。

で、今日はそんな感じで世の中にはいろんなブランドがあるなあ、そして栄枯盛衰、油断大敵、いろんなブランドが消え、そして新たなブランドが生まれるのだなあと思いながら妻の後ろを背後霊にごとくついていったのである。

私は勝手にいくつかのブランドを自分が覚えやすいように改名していて、
いくつか挙げると、

Aquascutum(アクアスキュータム)=「スカタン」
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)=「手裏剣」
Untitled(アンタイトルド)=「無題」

という感じだ。

vuitton.gif
■ヴィトンのモノグラム。日本の家紋をモチーフにしているらしい。しかし手裏剣の方が近いと思う。

これは別に他人に言うものではなく、心の中でそう思っているだけのことである。
しかしまあ、買い物に行く妻にぐらいはつぶやいて「うるさい!」と怒鳴られたりしていた。

ところがこれで、先日私は理不尽にも怒られてしまう事態となってしまったのである。
というのも妻が通っている学校の方で、学び舎を共にする女性が自慢げに見せてきたヴィトンのバッグに対し、妻は何の悪意もなく、ただ瞬発的に、「あ、手裏剣マーク」と言ってしまったというのだ。

私がヴィトンの前を通りすぎるたびに「手裏剣マークのお店」「忍者の里」などとつぶやくものだから、いつのまにか刷り込まれたというのである。
そんなことでコラーッと言われても、知らんがな、というのが正直な気持ちなのだが、完全に私の責任であるらしい。
私に悪意はない。ヴィトンが嫌いなわけでもない。
むしろかわいげを感じているというか、愛情表現としてのスカタンや手裏剣なのである、

で、今日もやっぱり怒られた。

それはさておき、妻はスカートが欲しいなどといって見ていて、私は店員に「こちらに座って待っていただいても……」と気づかわれてしまっていた。
それでやっと買うのかと思ったら、「上の階をもう一度見る」などと言いだす。
どんなデパートでも、男モノは1フロアにまとまっている。それなのに女どもは2つも3つもフロアを占領しやがって。
男モノなんて1フロアどころか、子供服と兼用だったりするというのに。

それで「どっちのスカートが良かったか」と聞かれる。
4Fのスカートは、高いがデザインが良かった。
3Fのスカートは、安いがデザインがいまいちだった。

そして私にどちらを買うべきかの決断が委ねられたのである。
私はこう見えて誠実で正直者で優しい人格者的な所があるから、結論としては安い方を、とは言えなかった。



こういう時、迷わず安い方を「こっちがいい!」といえる、そんな男に私はなりたい。
そんなことを考えている。


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posted by tk219 at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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