2010年05月01日

決断しない鳩山首相

昨今の普天間基地問題ですが、以前書いた通りになってきましたですね。

私は昨年末、こんな風に書きました。
http://cpsfm.seesaa.net/article/135605477.html
---------------------------------------------
ハルノートがどうこう言う人も多いですが、これは今の民主党の普天間基地問題と似たような話だと思いますよ。
つまり、「会話になってない」。

民主党が「政権交代したので、これまで話し合ってきた移転については仕切り直しましょう」とか、「県外ではどうか」とか言うのは構わないんです。
ではなぜ鳩山は「Trust me」なんてオバマに言ったのか。
そして県外移設を言うのなら、一体どこの県なら国内は解決するのか。
(中略)
政治家がリアリティのないことを叫ぶのは、卑劣というべきです。

鳩山が「信じてくれ」と言ったはしから、「沖縄県民のために」移転を見送るといってアメリカをあざむくのは、責任を沖縄県民に押しつけるのと同じです。
なぜなら、もしこれで日米関係に明らかな不利益が出た場合、感情として「沖縄県民のせい」になってしまうからです。

一気にレベルを下げた例えになりますが、嫁姑の問題が起こっているとして、夫(息子)に求められるのは嫁と姑の善悪をジャッジすることではありません。
また嫁に対して「母さんがこうしてほしいと言ってるから」とか、姑に「妻がこう言ってるから」と訴えることでもない。

この場合、男に求められるのは「自分はどうしたいか」です。
---------------------------------------------

結局のところ、「腹案がある」とか「約束はしっかり守れなくても、決断は無理でも方向性は示したい」とか、その場逃れのごまかしばかり言って、本人がどうしたいのかがさっぱり分からない。

政治家の本業というのは、実は「住民の皆様の熱い想いを受け取る」とか、「苦しんでいる人々の実態を把握する」とかではないんです。

そんなことは秘書や官僚にやらせることであって、政治家の仕事というのは、そういう情報を山のように受け取って、その中からベストだと思える選択肢を「選ぶ」ことなんです。

はっきり言えば、それは「選ぶ」だけであって、オリジナルなアイデアを出すことですらありません。
アイデアすら下の者に出させて、そこから選んで自分の手柄にしてふんぞりかえってもいいんです。
それがベストなアイデアであれば。

そうやってそれぞれの政治家が選んだ選択肢の中から、最終的に「これで行く」とひとつを選び出して決断するのが宰相の役割でしょう。

選んでないから、閣僚どもが好き勝手に発言するんです。


タグ:diary
posted by tk219 at 08:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。