2010年04月25日

面白かった本

最近読んで、面白かった本です。



『世界権力者人物図鑑』
副島 隆彦 (27)
2確かに面白い本だけど・・・
3世界的グローバリズム
1ミイラ取りがミイラになっている
5百聞は一見に如かず
5真に世界を動かす面々

----------------------------
これは面白い。
とってもいい感じの「悪人顔」で写真をチョイスされていて、見応えがあります。
いろんなページで爆笑させてもらいましたが、一番笑ったのがロバート・フェルドマン。
こんなの名誉毀損で訴えられたら、100%負けるレベル。

というかさあ、「アメリカの指導者は、NYの金融財界が決めてる」なんて書いてるんですが、むしろ資本主義国家で金融業界の影響を受けてない指導者って誰よ?って思うんですが。

それとデビッド・ロックフェラーがアメリカのトップで「世界皇帝」である証拠みたいな感じで、日米欧三極委員会での写真が載ってるわけですよ。
じゃあ、日本の「王」は富士ゼロックスの小林陽太郎なわけ?
そうは思わんけどなあ。
有力者には違いないでしょうが、そんなに単純なもんじゃないでしょう。
ジャパンハンドラーズ(日本操り組)という話にしても、単に彼らは「日本族」ってだけだと思いますけどね。道路族とか厚生族と同じ。
まあ、グラビアとして、とにかく非常に面白いです。



『テルマエ・ロマエ』
ヤマザキマリ (64)
3面白いけれど大賞に値するかというと…
5著者は豪腕です。ギャグがズシーンときます。
4帯の惹句がよかった
5ルシウスの出逢うジイチャンバアチャンたちが全員善人である件
2残念な作品でした
----------------------------
古代ローマの風呂職人が、現代日本にタイムスリップして、日本人の風呂へのこだわりに驚愕するというギャグ漫画。
言われてみれば、日本人とローマ人ほど湯浴みの好きな民族はいませんね。

ただ、面白いけど、ものすごく面白いわけではない。
「聖おにいさん」と似た系統のギャグ漫画。

中村 光 (144)
5馬鹿にしすぎ
5心から笑うには結構難しいかも?
4クリスチャンの私も何故か怒る気になれない
5癒し系ギャグ漫画
2うーん・・・・?
----------------------------
普通、ギャグというのは「日常あるべき主人公が、非日常に入り込んでしまう」わけですよね。
しかしこれらは逆に「非日常の人が、日常に入ってしまった」というやり方。
ギャグの基本は「アウトレンジ」「ロングショット」ですんで、その変態種になります。

↑このアウト・ロングというのは、要は「他人事」ってことです。
どういうことかと言いますと、目の前で人がものすごい転び方をすると、心配してしまうわけですね。
しかし遠くの方でものすごい転び方をされると、これは笑えるわけです。

あとところどころに、『図解古代ローマ』を種本にした描写が見受けられました。

アンドルー ソルウェー, スティーヴン ビースティ, Andrew Solway, Stephen Biesty, 松原 国師, 倉嶋 雅人 (4)
5図解 古代ローマ
4最盛期の都市ローマの一日
4眺めて楽しいローマ史の本(3)
5子供から高齢者まで万人が楽しめるグラフィック本
----------------------------
これも非常に面白い本ですので、ローマの風呂に興味を抱いた方は、ぜひご覧になられると良いと思います。



『乙嫁語り』
森 薫 (45)
5拝啓森薫様、大変残念です
5ある種ツボを直撃するキャラクター。森薫の画力に脱帽。
3すばらしい舞台なのにホームドラマ?
2面白いか??ファン向けです
5驚きの連続
----------------------------
これについては以前書きましたんで、こちらもご参照ください。



『きのう何食べた?』
よしなが ふみ (20)
4献立に困った時にも役立ちます!
4レシピ漫画
5女心のわかる料理マンガ
4漫画で料理をお勉強!!
5つい、買っちゃう
----------------------------
こうやって見ると、女性作家の漫画ばっか読んでるな。
お気に入りは、筧が「ハンター」としてスーパーに行く話、矢吹がサッポロ一番食べる話、すいかのおすそわけあたりかな。
特にゲイに興味はないんですが、私は食い物をうまそうに描いてくれる方が大好きです。

これが文章だけで、となると、『すてきなあなたに』をおすすめします。

大橋 鎭子 (3)
4心温まる本
5ゆっくりと、増えていくのがうれしいシリーズです。
5大好きな本
----------------------------
こちらは「暮らしの手帖」でおなじみの、花森安治の奥方がマイペースな感じで書いているエッセイです。
私の妻の実家に全巻置いてあって、初めて知りました。
たまに(いや、わりと)「そんなの参考になるかっ」という超高級レシピを紹介してくださいますが、それもひとつの味として許せる良い文章です。



『帝国陸軍 見果てぬ防共回廊』
関岡英之 (3)
4ドンキホーテ、それともgrand design?
3奥付の資料一覧は有用
5平成の『東亜先覚志士紀伝』である
----------------------------
防共回廊というのは陸軍による計画で、
1,モンゴルとウイグルの独立を支援して、反共親日国家を樹立する。
2,ソ連の南下を妨害し、中国共産党を包囲する。
3,東アジアの赤化を阻止する。
という世界戦略。

私は昭和の帝国海軍が大嫌いで、昭和の帝国陸軍には「この小役人どもめ……! これだから東北出身軍人は……ぶつぶつ」なんて思ってしまうんですが、こちらは壮大な地政学ロマンというか、麻生太郎の「自由と繁栄の弧」に通ずるものがあります。

麻生 太郎 (9)
5柔軟な対中国政策(文庫本のコピーです)
4おそらく総理がご自分で書かれた理念の書
3日本外交を多少評価できるがいまいち。。。。
4日本外交の臨場感
3もっと麻生氏の根本的哲学を知りたい




あと私事(というかそれを書くためのブログですが)で、このたび日本文芸家協会に入会しました。
文芸美術健康保険組合への加入手続など、役に立つ方にはとても役に立ちそうな情報などをそのうち書いていこうかなと思います。


タグ:Book diary
posted by tk219 at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・小説・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。