2011年07月22日

今年の台湾(2日め午後)

お昼ご飯も食べ終わりましたので、店を出て市内バスに乗ります。

バスは先払いの場合と後払いの両パターンがある。

停留所で待っていて運転席側の扉が開いたら前払い、後ろの扉が開いたら後払いだと思っておけばいいでしょう。

停留所の路線表示で行き先を確認して、バスに乗る。


なかなか激しい運転をするので、できれば座りましょう。

通常は、どこでも15元。今回は悠々カードを持っていたので、カードで払いました。


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まずは迪化街の路地裏にある永久號烏魚子專賣店へ。


ここでも店舗とパーソナルスペースが同居してます。

双子らしき小学生男子が真横で勉強机をならべて宿題をやっている様子。

その奥では、隠居らしきおじいさんが、友達とお茶をしてます。


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こちらはからすみ並べて、店の主人と話す。

ところがいざ買う段になると、男の子2人がトトトトト、と走ってきて主人の横に立ちました。

そして私たちの金払いをじっと見ている。


で、3人並んで「謝謝!」


なるほどなあ。たぶんこういう教育なのだな。

代々やってきた店で、次代を受け継ぐであろう彼らに商いというものに触れさせようとしている。

きっと昔の日本なら当たり前に見ていた光景で、なんだか感動しました。


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■オープンな劇場で、演劇をやっていた。


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益興蔘薬行。いろんな乾物売ってます。


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ここは完全に嫁のターンです。

干し海老、干し貝柱、干しマンゴー、干し椎茸、プーアル茶、花茶などを量り売りでうきうきと買っているようです。


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私には完全に判らない世界に入っていくので、周辺の古い建物を撮影したりして過ごしました。ふう……。


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■レトロモダンな建物。


ついでカルフールへ立ち寄る。エスカレーターの間にも商品陳列され​てました。

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■マンゴーとライチを購入(後でホテルで食べるため)。


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カルフールの向かいにある典蔵陶藝行で陶器を買う。茶海とお椀を買いました。


いったんホテルに戻って荷物を置いて、地下鉄に乗ります。MRT。

悠々カードなら日本のSuicaなどと同じ。ただ切符となると、日本の改札とはちょっと違う。

切符じゃなくてトークンというコイン。それをカードと同じく、センサーに触れさせる。

降りる時は穴に投入して返却する。


車内では、台湾の女子高生たちがキャーキャーと会話していました。

何言ってるのか判りませんが、日本の女子高生と話すテンションは同じです。

よく考えたら、日本の女子高生だって「まじやべー」とか言って何をしゃべってるのか判らないんですから、同じですね。


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各所の口コミで「店員の態度が悪い」とあり、どのくらいのものかとワクワクしておりましたが、全く普通でした。

というかむしろ親切で優しかった。反省されたんでしょうか。


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■北京ダック


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■桑拿蝦(エビの吟醸酒蒸し​)。


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蟹黄金塔飯(ピラミッド炒飯にカニ卵あんかけ​をかけたもの)。食べてから思い出して撮影。


ピラミッドチャーハンは、見た目が三角錐になっているため、体積が少ないように見えるかもしれません。

しかしこれは結構なボリュームがあります。2〜3人でちょうどいいくらいかな。


私たちの場合、北京ダックと海老は食べきれませんでした。

持って帰りたい、と言うとちゃんとパッケージングしてくれました。


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この後は再びMRTに乗って士林駅へ。


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駅から400〜500メートルほどに渡って広がる士林夜市を見物します。

お目当ては辛發亭。



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店の外まで待ちの行列ができていました。飛び交う台湾語。緊張感が増してきます。

しかし店員さんが写真入りのメニューをくれたので、それを指さしてOKでした。


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■店内は混み混み。


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■珈琲雪片(ふわふわ珈琲氷)

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■新鮮芒果雪片(マンゴーふわふわミルク氷)


帰りはしんどいので、MRTは使わず直接タクシーに乗ります。

ちゃんと「サンワンレジデンスだよ、頼むよ」と台湾語で言って、

さらにメモ用紙にホテル名と住所を書いて見せてOK、OKなんて言ってたのに、

連れて行かれたのは全然違うサンワンホテル台北。方角が逆。


「違うじゃん」と言うと、ウンチャン(運匠と書く。台湾でタクシーの運転手は「ウンチャン」という)は、えへへとはにかんで方向転換しました。

かわいくないぞ。


で、正しいサンワンレジデンスに到着。当然、料金メーターは倍近くに進んでます。

僕はそれを指さして、「これ、払うの?」と日本語で言いました。

ウンチャンは最初頷きますが、もう一度無表情に指さして「これ、払えと?」と繰り返す。


ウンチャン、困った顔をしてます。

詳しい金額については避けますが、金額を書いた紙を見せて「どうだ?」と素の顔でいうと、

ウンチャンは「お、オーケー……」と根負けしたようです。ごめんなさい。


この後は部屋に戻り、気絶するように眠りました。

3日めに続く。

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2011年07月20日

今年の台湾(2日め午前)

2日め。

今日も雷雨のはずですが、朝から快晴。

朝7時にホテルを出ます。ホテルの朝食なんて食べているヒマはない。


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■朝7時でこれぐらい。早く出ないと陽差しがものすごい。


台湾に来たら、必ず朝食を食べに外出せねばならない。


この日は「世界豆漿大王」に行きます。


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ここは日本語メニューがあります。

熱心なファンのおっちゃんが作って置いていったそうです。えらい!


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■豆漿(甘くて冷たい豆乳)、鹹豆漿(揚げパン、ネギ、干しエビなどを入れて、黒酢、ラー油、ゴマ油などで味付けした塩味の投豆乳)


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■飯團(切干大根と魚肉そぼろ、揚げパン、高菜がもち米に包まれてる)、菜脯蛋餅(ベーコンやネギが入ったクレープ)


店は、店員家族のパーソナルスペースとの区別が曖昧。

食べてる私の横で、ここのおばあさんがお茶を飲み始めました。

ポットのお湯を急須と椀にかけ、それから茶葉、お湯を入れて開かせる。お茶を茶海にためておもむろに喫する。

ちゃんと日常的にこんな風にして飲んでるんだなあーと感心して観察してしまいました。


この店について詳しくは、→こちらへ(台北ナビ)


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■マンションの電気メーターたち。合理的だ。


ちょっとだけ、雙連朝市を見物。

去年より店列が長くなっている気がする。


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朝市の途中で豆花を購入。豆腐のプリンといったところ。ちょっとだけ甘い。


さて、朝食を食べたところでタクシーに乗り、故宮博物院へ。


するとタクシーの運転手がメーターを倒さない。


乗った瞬間に判っていたが、あえて3分の1ほど過ぎてからメーターを指さし、「押さないの?」と尋ねました。

すると運転手さんは少々バツの悪い顔をしてメーターの計測開始ボタンを押します。

かなり進んじゃってるから、ずいぶん安上がり。

なんだか悪いなあ(?)と思っていると、博物院の正面玄関で降ろされた(笑)。


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普通は2Fのロータリーまで回り込んでくれます。

正面からだと長い長いエントランスを歩き、階段を登らないと玄関まで行けません。

炎天下、照り返しの強烈なエントランスを歩く。ははは。


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■ミュシャ展やってました。


博物院は、大陸からの観光客でごったがえしてました。

こう言うと悪いですが、ものすごくうるさいです。ものには限度というものがある。


例えば中華文明というやつを説明するのに、こういう図形が変化してこういう漢字になりました、という展示がある。

日本人その他は無言でそれを見つめ、


「ほほう」

「この字になったんだ……」


とささやき合うわけです。

ところが大陸の中国人は違う。


「おい!こっち来てみろよ!」「なんだこれは?」「人と人がくっつきあってるぞ!」

「それが変化して、変化して!?」「これは○○○という字じゃないか!」「ヒャッハー!!」


みたいなこと(たぶん)をギャースカ叫ぶ。


そのうち、日本人団体客を見つけました。

何組かいましたが、中でも声のよく通る台湾人ガイドに連れられた一団についていく。

日本人は皆、中高年のおばちゃんたちです。

こういう時のおばちゃんは本当にいい。何がいいって、若者やおっさんたちと違い、おばちゃんは反応がいい。

自主的に大きな声で「これって何?」「どう使われたもの?」「いつ頃のもの?」と聞きまくる上に、ガイドの説明にへえーすごいわねえーなるほどねえーといいリアクションするので、ガイドさんの説明にも熱がこもってくる。


「酒壺は尊といいます。これが日本に渡ったんだけど、その頃は金属知識がなかったから、日本人、尊を木で作った。だから樽ね」

「王っていうのは、みっつの一、すなわち三をつらぬく者の意味。三は天・地・人をあらわすの」

「宝という字は本来、うかんむりの下に玉、貝、缶を書いた(寶)。玉は宝石、貝は当時の貨幣、缶は水をくみあげるもの。でも貝も缶も貴重品ではなくなっちゃった。だから玉だけが残り、宝となったのね」


「へえー!!!!」→ガイドもニコニコ、みたいな。

そのうち、


「この漢字見てください。『女』が家に入ると、『嫁』になるね。古くなると『姑』ね。そして人生のいろんな波を乗り越える。すると『婆』になるね」

「やだー! あはあは、あはははははははは」


面白いから笑うのではない。笑っていれば面白くなってくる。おばちゃんは人生の勝者だな。


古代の釜を指さす。

「これは古代の炊飯器です。足の部分は象の足を模しています。中国人えらいから、当時から知ってたね。炊飯器といえば象印」

「アハー! ははははははははは」


おばちゃんたち爆笑。なんだかこれまでの説明も、ぜんぶ与太話のような気がしてきたぞ(笑)。

2時間ほどうろうろ観てまわりました。そろそろ足が痛い。


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そこで4Fの喫茶室に行ってみます。

4Fへはエレベーターでしか行けません。

通常用いる階段は3Fまでしかないので、下の喧噪から開放されたようなひっそり感があります。


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鉄観音を飲む。うん、見た目だけ。さほど旨くない! でもまあ、良し!


下に降ります。

帰りのバス、タクシー乗り場はやはり大陸客で大混乱。

そこで服務台(Service Counter)に行きます。

おっちゃんがひとりで暇そうにしてるので、「我想去〜」とか言いながら筆談をして、タクシーを呼んでもらいました。


そこにはちゃんとタクシー向けの用紙があり、電話でタクシーを呼び出しつつ、用紙に目的地などを書いてくれます。

呼んだタクシーの運転手にそれを渡せばOK。さすが、メーターは最初から倒されてました。


タクシーでそのまま忠烈祠へ行きます。お昼の12時30分ごろ。


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ここは1時間ごとに衛兵の交代式があるので、13時まで居並ぶ「烈士」像を観たりして待ちます。

交代式の前に、衛兵さんをパチリ。


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ところがカンカン照りの太陽に当てられて、衛兵さん、倒れそうになっています。

横にいるスタッフが、その首筋に霧吹きで水をかけていました。

へえ、そんなことをするんだと思ってカメラを向けたら、「ゴラアア」とかなり本気で止められます。怖かった。


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「なんでやねん」と思いますが、軍隊みたいな体育会系組織のしきたりというのは、理不尽とか不合理とか言ってもしょうがないですね。おとなしく言うことを聞くしかない。


さて、忠烈祠の本堂へ行きます。本当にこれ、元は日本の護国神社なの?というくらい派手な意匠。


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そこにも微動だにしない衛兵がいます。


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いや、微動だにしないのはウソ。微動はしてます。

むしろ前後にフラフラしている。何せ暑い。


この炎天下で鉄のヘルメットをかぶり、長袖の制服に手袋、編み上げのブーツはきついでしょう。

衛兵の背中は汗びっしょりになっていました。

そのうち目が泳ぎはじめ、意識が飛びそうな顔をし始めます。


あまり見つめちゃ悪いと思って遠巻きに見ていたら、銃剣のついたマスケット銃を持ち上げ、ガン!と床を叩いて気合いを入れ直していました。

ちなみにここの衛兵に選ばれるのは背丈は180センチ以上、眉目端麗の優秀な兵士なのだそうです。

確かにそう思います。そんな優秀な彼らでも、この暑さは厳しい。


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■で、交代式。


交代式も無事に観たところで、またもやタクシーに乗り込む。

去年はMRT(地下鉄)や市内バスを駆使しましたが、一度タクシーの便利さ、安さを知ってしまうともうダメです。


昼食をとりに、丸林魯肉飯へ。


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日本語は通じませんが、陳列されている料理を指さすだけなので無問題。


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■魯肉飯(豚ひき肉の煮込み丼)、鶏肉飯(蒸し鶏丼)


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■もうメニュー名は覚えてない。見た目で判断してください。


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料理も美味いが、おすすめはマンゴージュース。

この店について詳しくは、→こちらへ(台北ナビ)


さて、ここから午後の部。迪化街に向かいます。

続く。
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2011年07月04日

今年の台湾(初日)

先月の話になりますが、台北に行ってきました。

昨年は旅行会社のフリーツアーを利用した私ども夫婦ですが、今年はもう一歩すすんで、飛行機とホテルを自分たちで予約することにしました。
飛行機はジェットスター。ホテルは台北の、神旺商務酒店(サンワンレジデンス)。
またホテルも1つではつまらない、というわけで最終日だけは城市商旅(シティスイート)に。

まずはジェットスターから。
http://www.jetstar.com/jp/ja/home

ジェットセーバーライト(スターター)で3ヶ月ほど前に予約すると、なかなかの安さになります。
たとえば今からですと、大阪ー台北を9月1日で予約すると7000〜8000円ほど。

ただし変更・キャンセルには厳しい。もちろん不可能ではありませんが、同額に近い変更料を取られます。
また手荷物は10キロ以内厳守。預け荷物にしたければオプションで。

さらに空港でのチェックイン時間は、アジア内路線の場合、2時間前〜40分前まで。
1分でも遅刻すると搭乗拒否されるという伝説が流布してます。
JALやANAなら、「時間になってもお客様が来ていない!」となると、アナウンスするわ職員がプラカード持って走り回るわで親切きわまりないのですが、ジェットスターはそういうことはしない。遅れる奴が悪い!

乗ったのは、関空発17:15の台北行き。怖いので3時には空港に着きました。
すると17:15発の飛行機が17:05に変更されている。こんなこともあるのか。

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機内では、飲食物の持ち込み不可。食べたかったら機内食をオプションで追加せよとの由。
前もって注文しておけば引き落としとなるが、現場で頼めば当然、その場でカードか現金支払いです。
ところが現金にすると、何で払おうがお釣りはシンガポールドルという鮮やかさ。毛布も有料。

どこでどれだけ聞いても「まずい」と評判のジェットスターの機内食。
なので、機内では何も食べない、飲まないことにします。
機内に入ると、最近はやりの「エンタテイメントシステム」(前の席の背面に液晶ディスプレイがついていて、映画を観たりゲームができたりするもの)なんてものはありません。ただの椅子。

ふと、斜め前に座っている青年に気づきました。ちょっとワイルドな感じの日本人青年です。
なんと、彼は毛布を持参してきている。心憎いまねをしますね。

さらに数分後、バッグからゆっくりと出したのは「おにぎり」と「お茶」!
行き来するキャビンアテンダントの目の前で、正々堂々と持ち込み飲食をする剛の者でした。
CAも思わず二度見ですが、もはや何も言えなかったようです。

この時点で「こやつ……やりおるわ」という目で見ていた私ですが、その後、なんと、彼は背後に座る台湾人女性をナンパし始めるのです。
しかも巧く行っている。
「飛行機を降りたら、一緒にバスに乗って観光案内をしてくれないか」などと話している。
女は笑顔で頷き、イイヨなんて言っとる。

私はオスとして完全に負けたと思いました。
女に向かって「おまえは女だ」といって喜ぶ女はあまりいませんが、「おまえは男だ」と言われて喜ぶ男なら山ほどいます。
だから私は声を大にして言いましょう。おまえは男だと。

あともうひとつ。私の真後ろに、完全に乗務員というか、パイロットの制服を着た男性がいました。
大きなボストンバッグを抱えてやってきて、天井袋を開けると私の荷物の横に巨大なそれを押し込むのです。
またバッグの中から、3リットルのペットボトル(ミネラルウォーター)とピーナッツの袋を出していました。
そして私の背後でポリポリごっくん、ポリポリごっくんと楽しんでいる。

ジェットスターのルールに縛られ、びくびくして何も飲み食いできない情けない男(私)の周りで、自分のやりたいように生きる漢たち。なんなんだろう、この敗北感。

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2時間半ほどで、台北の桃園空港に到着。まずはお金を両替。

天気予報では到着日から最終日までずっと雷雨。しかしカラッと晴れてました。良かった。
空港からホテルまではベンツで送迎。
これは日本から台北のタクシー会社に事前に連絡して予約しておきました。

やってきたのは全面黒シールドで覆われた、日本なら確実にヤクザのベンツです。乗り心地はなめらか。
ただ台湾人は、全員が公道の走り屋のごとく車を駆ります。
時速120キロぐらいでぶっ飛ばすだけならまだしも、車線変更をしまくる。
そのため全員が、複雑ならせん構造のような軌跡を描いて追い越しまくるのです。

感心するほど、みんな運転がうまい。そりゃそうでしょう。
こんなやり方では、下手なやつは皆、とっくに死んでます。

でもまあ無事、神旺商務酒店(サンワンレジデンス)に到着。

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ここは日本人ビジネス客に人気の宿で、ホテルスタッフの3分の1くらいは日本語が話せます(話せる者は、胸に日の丸のバッジを付けている)。

なぜビジネス客に人気かというと、
・FAXプリンターがある。
・無線、有線LANが無料で使える。
・部屋に備え付けの携帯電話があり、宿泊中は自由に使える(もちろん通話料は支払う)。
という充実のサービスがあるからです。

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荷物を部屋に置くと、早速夕飯を食いに行かねばなりません。
飛行機ではおにぎりだのピーナッツだのを見せつけられ、腹が減って仕方ない。

まずはここ。吉林路にある「好記担仔麺」。

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店頭に実物メニューが並んでいるので、店員にそれを指さすと伝票にメモしていってくれます。

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日本語は通じませんが、何となくの身振り手振りでクリアー。
席に案内されるので座ってると、さっき頼んだ注文が順番にやってきます。

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担仔麺、空心菜とそぼろの炒め物。

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蘆筍沙拉(竹の子サラダ)、干貝蝦捲(ホタテの干貝柱とエビの揚げ物)。
中央下の料理はなんだったっけ……。

なかなか美味かった。
詳しい情報は、こちらへ→台北ナビ
よし、では次。

次は八徳路にある、林東芳牛肉麺の本店。

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メインメニューである牛肉麺は、牛肉タイプとスジ肉タイプがあります。

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欲張りな私は両方入ってるのを注文。ここも日本語は通じませんが、何とかなります。

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麺はキシメンのような歯ごたえで、そこに牛すじが入っているため、さながらぼっかけうどんのよう。
旨いは旨いが、重い。既に食べてから来ている私たちが悪い。

ただ牛肉も一枚目はいいですが、すぐに臭みが前面に出てきます。
予想外に苦しい戦いとなりましたが、完食。

腹が苦しいので、歩いてホテルまで帰りました。ただし暗い夜道で、他の観光客なんて1人もいません。
というか人がいない。
普通はタクシーを探した方が賢明でしょう。

こちらも詳しい情報は、→台北ナビで。

そんなわけで、1日めが終了。

サンワンレジデンスはお風呂が面白いです。
オーナーが日本の温泉にインスパイアされて設計したという特製の掘り浴槽。

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最初見た時はなんじゃこりゃと思いましたが、浸かってみるとなかなかいい。
ただお湯を溜めるのに、ちょっと心配になるほどの湯量が必要です。
あとお湯が異常に熱い。
ちゃんと水で埋めないと、誰も見てないのに熱湯コマーシャルをする羽目になりますのでご注意を。
タグ:travel
posted by tk219 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾旅行2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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