2009年10月29日

美しくない美少女

先日外出しての帰り道、以前電車で見かけた美少女がいた。
気持ち悪くなって顔をそむけた。
これじゃ何のことか分からないと思うが。

というのも先日、神戸方面から大阪方面に向かう電車に乗っていたんである。
自分が座ると、向かいに中学生と見える制服姿の女子学生が座っていたわけだ。数学か何かの教科書をひらいて読んでいる。
制服の作りの良さから、これは明らかに私立学校。
全体的に透き通るような印象をもった子であって、これはもう勝手に純真無垢、というイメージで見ざるをえない。

で、しばらくすると、その美少女がおもむろに鼻をほじり始めた。
それはもう堂々と、つつみ隠さず、豪快にである。
ぐいぐいと鼻の穴を押し上げて内壁から不純物を取り除こうとしている。
指を押し上げすぎて、鼻の穴が縦にひろがっちゃうぞと言うくらいぐいぐいと。

私は「えっ」と驚き、遠く離れているのに思わず後ずさりするように体を座席に押しつけた。
美少女はちょっとうつむいて、ほじった鼻くそを指の上でもてあそび、ぴん、と足下に落とす。それがよろしくない見た目であることなど、何ら気にする風がない。

これはつまり、私の見立てがある意味正しかったのだ。
つまり、純真無垢。
バカとかそういうことでなくて、まだ子供なのだろう。たぶん。
「美少女が電車で勉強しながら鼻をほじる」というちょっとお目にかかれない風景を、私は何とも言えない気分で眺めていたのだが、再び鼻くそを落下させる頃には、もう気持ち悪くなって顔をそむけていた。
「珍しいものを見た」から「見たくないものを見てしまった」という風に感情が変換されたわけだ。

それで、である。

ついこの間、朝から神戸の山手の方でとある試験を受けねばならんかった私は、11時頃には答案を提出し、山手を下って三宮駅から電車に乗った。
日曜日だから電車は混んでいない。
悠々と席に座ると、目の前にあの美少女が!

しかし私は顔をそむけて見ないようにしていた。
もはや彼女はただの美少女ではなかった。鼻くそをほじる美少女、でもない。
「鼻くそ」をほじる人がいて、よく見たら美少女のような気もするという存在になっていた。
生理的に気持ち悪かったんである。

鼻をほじるなと言うのではない。ひとりこっそりやってくれと言いたい。


タグ:diary
posted by tk219 at 20:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蓬莱学園参考文献(ラスト)

いきなりでは何のことか判らないと思いますが、そんな方は、
その(1) その(2) その(3)へどうぞ。

小説版も入れるともっとありますが、とりあえずラストです。長かった。

■その他資料

「たんぽぽクレーター」(筒井百々子、小学館、全2巻)
 
筒井 百々子 ¥ 504
暖かいけれども生ぬるくはありません
単行本見返しに付いているコメントを転記します…

「火星に捧げるデュエット」(筒井百々子、小学館)
 

「聖アリス帝国」(美内すずえ、白泉社)
 
美内 すずえ ¥ 590
最近退屈している人にオススメ

「炎のロマンス」(上原きみこ、小学館、全7巻)
上原 きみ子 ¥ 683
小学生の頃、夢中でした。
読み出したら止まらない

「静粛に、天才ただ今勉強中!」(倉田江美、潮出版、全11巻)
 
倉多 江美 ¥ 530
フランス革命後から、ナポレオンまでの時代がよくわかる

「われはロボット」(I・アシモフ、東京創元社)
アイザック・アシモフ, 小尾 芙佐 ¥ 760
ロボット工学三原則
ただの『SF』ではなくて
W・スミスはアシモフの墓の前で切腹しろ!
W・スミスはアシモフの墓の前で切腹しろ!
映画公開にあわせてお化粧直し

「原発ジプシー」(堀江邦夫、講談社文庫)
 
堀江 邦夫 ¥ 571
絶版になっている事実自体が物語ってくるノンフィクション

「猛獣はなぜ数が少ないか」(P・コリンヴォー、早川書房)
 

「世界飢餓の構造」(F・M・ラッペ&J・コリンズ、三一書房)
 

「文化の謎を解く」(M・ハリス、東京創元社)
 

「消えるヒッチハイカー」(J・H・ブルンヴァン、新宿書房)
 
ジャン・ハロルド ブルンヴァン, 大月 隆寛, 重信 幸彦, 菅谷 裕子 ¥ 3,150
電子レンジに猫は入れられていない!!
アメリカ版都市伝説。読みやすい上質のショート・ショート

「風の谷のナウシカ」(宮崎駿、徳間書店)
宮崎 駿 ¥ 410
映画とは別物として読む
初めて知った!!
そのままアニメに出来たらすごいのだが
やはり宮崎は動画演出の人
普通の漫画ではないのでご注意
:レビューに「宮崎は動画演出の人」とあります。確かに3巻だったかでクシャナが第3軍に帰還し、土鬼軍の攻城砲群を出し抜くために自軍の城壁を爆破して突破するシーンは、思い出すと「絵が動いてる」んですよ。同氏の戦争モノといえば、『泥まみれの虎』もすばらしい作品です。


「旅する人びとの国」(山口泉、筑摩書房、上下巻)
 
タグ:diary
posted by tk219 at 01:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | なつかしの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。