イギリス北部にある場所。
原語で「Llanfairpwllgwyngyll-gogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」
と書きます。
キーボードを適当に乱打したとしか思えませんが、ちゃんと意味があり、
「赤い洞窟の聖ティシリオ教会のそばの激しい渦巻きの近くの
白いハシバミの森の泉のほとりにある聖マリア教会」
という翻訳になるそうです。
一応カタカナでは
「ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・
ランティシリオゴゴゴホ」。
普段は略称、「Llanfairpwllgwyngyll」(既に読めない)を使うらしい。
そういえばタイの首都バンコクも、正式名称はすごく長かった。
というわけで調べました。
「クルンテープマハーナコーン・アモンラッタナコーシン・
マヒンタラーユッタヤーマハーディロック・ポップノッパラッタ・
ラーチャターニーブリーロムウドムラーチャニウェート・
マハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・
サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」
意味は、
「インドラが建築神ヴィシュヌカルマをして造り終えられし、
神が権化して住みたもう、数々の大宮殿に富む、
九種の宝玉のごとく心楽しき王都、最高にして偉大な地、
インドラの戦争なき平和な、インドラの不滅の宝石のごとき、
偉大なる都城、天使の都」
です。
現地の人は、「クルンテープ(クルントゥプ)」と略します。
またニュージーランドには、
タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアトゥリプカ
ピキマウンガホロヌクポカイフェヌアキタナタフ(Tetaumatawhakatangihangakoauaotamateaurehaeaturipuka-
pihimaungahoronukupokaiwhenuaakitanarahu)
という丘があります。
意味は、
「タマテアという大きい膝の山を滑っては登る、
ランドイーターとして知られた男が、愛する者のために笛を吹いた場所」。
現地の人は「タウマタ」で済ませるそうです。
なんだかもう、メリーポピンズ(Supercarifragilisticexpialidocious)なんて目じゃないですね。
全然関係ないですが、日本一長い、あの名前を書いておきましょう。
寿限無寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末雲来末風来末、
食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、パイポパイポ、
パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
一説によると大陸にあったパイポ王国にシューリンガン王というのがいて、
グーリンダイ妃との間に生まれた王子がポンポコピーとポンポコナーなのだそうです。
ほんとかよ。